歴史文化館ニュース第10号を、平成25年12月6日に発行しました。
以下をクリックすると、PDFファイルとしてご覧いただけます。
現在、椙山歴史文化館文化展示室では企画展として「生活環境デザイン学科 卒業研究・学科作品展」を開催しています。
建築、アパレル、インテリアの各分野で特に優れた作品を展示していますので、是非この機会に学生の力の込もった作品をご覧ください。
開催期間:平成25年7月14日(土)~平成25年10月19日(土)
※企画展のチラシに記載の開催期間は平成25年10月20日(日)となっています
が、正しくは、10月19日(土)までとなります。
※歴史文化館はオープンキャンパスなどイベント開催時を除き、毎週水曜日、金曜日
10:00~17:00に開館しています。
※8/14、8/16は夏期一斉休業期間中につき、休館となります。
歴史文化館ニュース第9号を、平成25年7月1日に発行しました。
主な項目は以下の通りです。
●椙山正弌没後満50年──学園創設の経緯を振り返る
●文化展示室企画展
・作り上げる展示&試み
・研究に役立った趣味の“もの作り”
●正弌記念室トピックス
●歴史文化館の所蔵資料を用いた研究
●寄贈品紹介
●その他
椙山歴史文化館企画展「教材教具展(1)手作り実験器具~被服材料学~」は、2012年の企画展「モノとデジタルアーカイブ〜その現実と実際」をふまえ、その展開をはかるという目的で企画されました。2012年の展示では今回展示される実験器具の一部(3点)が展示されました。今回は手作り実験器具をすべて展示し、あわせて、展示手法としても実験的な試みを行なうこととしました。
博物館等の展示では、研究の進度に伴う情報更新や資料保護等の特別な理由によるものをのぞき、基本的には会期始めから終了まで、展示内容(展示品やキャプションなど)に変更を加えないのが通例です。しかし、今回企画展示の対象となった実験器具は、被服材料学の理解や様々な繊維素材で作られる布地の特性の理解のために使われたものです。そこで、実験器具の使用法や明らかにしようとする布地の特性について理解を深めるために、「作り上げる展示」を試みます。来場される皆様のご支援と文化情報学部の授業との連携を通じ、会期の終了の時点で展示が完成され、会期後にカタログが完成するというひと味もふた味も違う「実験的な」展示を試みたいと思います。
来場される皆さんの素朴な意見・疑問が展示をより面白くします。繰り返し来場いただき展示内容の展開にご注目いただき、また、積極的にこの「作り上げる展示」にご参画いただきたいと思います。企画者一同お待ち申し上げます。
【開催場所】 名古屋市千種区星が丘元町17-3 椙山女学園大学 星が丘キャンパス 大学図書館4階
【開館期日】 平成25年4月10日(水)から6月28日(金)まで ※ ゴールデンウィーク中は休館
【開館時間】 水・金曜日10:00~17:00
【お問合せ】 椙山女学園 総務課 TEL.052-781-1186(代表)
歴史展示室に、昭和12年頃の「田代土地区画整理組合鳥瞰図」のレプリカを設置しました。
原本は、東山遊園株式会社の社長室に掲げられている絹張りの豪華なもので、今回特別に複製の許可をいただき、作成いたしました。
当時の「田代」は覚王山あたりから開園まもない東山公園周辺まで広範囲に渡っており、現在の山添キャンパスにあたる地点には、「椙山女学園」の記載があります。また、現在の星が丘キャンパスにあたる地域には、「富士見台」「雪見台」「御殿山」といった地名があり、当時は山林地帯であったことが想像されます。
鳥瞰図の中には、当時の市電が走っている様子なども描かれていて、大変興味深いものがあります。
歴史文化館にお越しの際は、ぜひご覧ください。