Sugiyama 人間になろう 椙山女学園歴史文化館

最新の文化展示室企画展

企画展「椙山女学園大学生活科学部生活環境デザイン学科学生作品展」を開催しました

  在学生が実際に講義において作り上げた23点の作品を展示しており、ドレスや模型、ランプなどバラエティーに富んだ椙山生らしい個性的な作品が並んでいます。いずれも優秀な作品であり、中には関係団体主催の展示会に出展されたものや2010年度「卒業展」の優秀賞や特別賞を受賞したものも含まれています。この機会に皆様お誘い合わせの上、学生たちの感性の溢れる作品を是非ご鑑賞ください。

【開催期間】 2011年3月10日〜2011年9月18日

【開催場所】  名古屋市千種区星が丘17-3

       椙山女学園大学星が丘キャンパス 大学図書館4F

       椙山歴史文化館 文化展示室

【開館時間】  水・金曜日10:00~16:00  

【お問合せ】  椙山歴史文化館   TEL(052)781-4590(直通)

        椙山女学園総務課 TEL(052)781-1186(代表)

企画展「教職員作品展」を開催しました

 現・旧教職員21名の方から43点(書4点、絵画4点、陶芸3点、写真6点、手芸6点、アクセサリー18点、染め1点、照明器具1点)の作品が出品されています。いずれも力作揃いであり、それぞれの部門で日頃から活躍されている方の作品が展示されています。写真部門では椙山オープンカレッジの写真塾出身者による作品もあります。この機会に椙山女学園教職員の多才ぶりをご覧ください。

 

【開催期間】  2010年11月10日〜2011年2月26日

 

【開催場所】   名古屋市千種区星が丘17-3

 

       椙山女学園大学星が丘キャンパス 大学図書館4F

       椙山歴史文化館 文化展示室

【開館時間】   水・金曜日10:00~16:00  

【お問合せ】  椙山歴史文化館   TEL(052)781-4590(直通)

        椙山女学園総務課 TEL(052)781-1186(代表)

 

同窓生作品展を開催しました

椙山女学園同窓生による「同窓生作品展」を開催いたしました。

絵画、書道、アートフラワー、パッチワークや染物、また同窓会の開催する「いとぎくカレッジ」において制作された干支木目込み人形、陶芸、エッグアートなど、講師の先生方の作品と共に展示室いっぱいに華やかに飾られました。

兵庫・大阪・神奈川など、遠方からこの作品展のために出展された方もおり、二科展や日展の入選作なども含まれ、大変見ごたえのあるものとなりました。

 

開催期間:平成22年5月8日~平成22年10月16日


 

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『大学開学60周年記念写真展』-歴史を語る写真を中心に-

『大学開学60周年記念写真展』-歴史を語る写真を中心に-を企画展示しました。

昭和24年6月1日、千種区山添町(現在の山添キャンパス)に椙山女学園大学が開学してから、60周年を迎えました。

大学開学60周年を記念して、歴史文化館では大学の歴史を物語る写真を中心に、当時の教具・教材(参考文献、実験器具類)や、大学や学部全体として取り組んだ出版物、思い出の家具、星が丘キャンパスにあった講堂の緞帳など、数多くの資料を展示し、大学の変遷を辿りました。

 

開催期間:平成21年12月2日(水)~平成22年3月24日(水)
 

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歴史文化館開館記念企画展『椙山正弌・今子 趣味の世界』を開催しました

森川(じょしゅんあん)と椙山女学園
                          
 歴史文化館開館記念企画展「椙山正弌・今子 趣味の世界」において、「男爵益田翁孝貞三輪女頌徳之詠草」と題した掛け軸が展示されました。
 
 この掛け軸の箱書きには森川如春庵の名前が記されており、展示品として事前に調査を行ったところ、大変貴重な掛け軸であることが判明しました。
 
 森川勘一郎(1887~1980、以降「如春庵」)は、尾張一宮の大地主森川家の当主であり、近代を代表する茶人の鈍翁益田孝(どんのうますだたかし/1847~1938)や、山渓富太郎(1868~1938)など、時の日本を代表する財界人であり文化人でもあった人々と交流を結び、近代の茶の湯の世界で頭角を現した人物です。
 書画や、和歌、俳句、作陶に熱心で、また茶道具の収集家でもあり、特に本阿弥光悦作の黒楽茶碗「時雨」(重要文化財)の所蔵者としても、知られていました。
 
 如春庵は昭和初期に一宮の本宅ではなく、覚王山の別邸で家族と暮らしており、3人の娘(故人)を椙山女学園に通わせていました。この別邸から眺めた風景を、山田秋衛(森川家と親交のあった名古屋の画家)が描いた「覚王山十景図」が知られていますが、松林の間に椙山女学園の校舎が描かれています。
 
さて、この掛け軸自体は、別邸で暮らしていた時期に如春庵と親交の深かった鈍翁益田孝によって書かれ、如春庵が表装・箱書を行ったことから大変貴重な掛け軸です。
 掛け軸中の「孝」は、鈍翁益田孝(三井財閥の初総帥でもある)であり、「三輪」は朝野三輪(1722~1806)で、60年間も病床にあった夫に仕え、貞婦として知られた一宮出身の俳人を指します。この貞婦を讃えるという内容から、当時の椙山女学園に贈られたと考えられます。
 
 今回の調査によりこの掛け軸は、薄い桃色の紙面に書かれ、一方で森川家には白色の紙面に書かれた同様の掛け軸が存在しており、紅白で対をなすことが判明しました。
 また、現在の森川家(一宮市)には、如春庵が編集した「夏蔭帖」という書物を椙山女学園に寄贈したことによる、校長椙山正弌の礼状(大正15年当時)が残されています。これは如春庵との親交が窺えるものであり、如春庵と椙山女学園は大変縁が深いことを示しております。
 
(今回の調査には文化情報学部の飯塚恵理人教授に、全面的な協力をいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。)
 
 

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男爵益田翁孝貞三輪女頌徳之詠草

 

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