Sugiyama 人間になろう 椙山女学園歴史文化館

2011年4月アーカイブ

【正弌記念室トピックス 2】 <2度の藍綬褒章と瑞宝章>

 【正弌記念室トピックス 2】 <2度の藍綬褒章と瑞宝章> 

 

褒章とは、明治14年(1881)制定された褒章条例によって公衆社会の利益、福祉や公共、文化の事業で事績著明な人物に天皇陛下から授与される日本の栄典のひとつで、貢献した分野によって紅綬、緑綬、黄綬、紫綬、藍綬、紺綬の6種類の褒章に分けられ、そのうち正弌氏が授与された藍綬褒章(らんじゅほうしょう)とは「教育、医療、社会福祉、産業振興等の分野で公衆の利益を興した者又は保護司、民生・児童委員、調停委員等の公同の事務に尽力した方者」(内閣府「勲章・褒章制度の概要」より)を讃えるものです。
 正弌氏は昭和15年(1940)と30年(1955)の2回にわたり受章し、これは全国でも異例な出来事であり、大変な栄誉に浴されました。歴史文化館入り口にある正弌氏の胸像は二度目の受賞の記念として建立されました。 

  

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   また、昭和39年(1964)の正弌氏逝去の折には叙位叙勲「従五位勲三等瑞宝章」が授与され、学園葬において霊前に供えられました。その賞状は正弌記念室に並べられています。

  

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