Sugiyama 人間になろう 椙山女学園歴史文化館

【正弌記念室トピックス 1】 <レシピ帳>

 

【正弌記念室トピックス】 レシピ帳
 
 
正弌記念室の陳列棚の中には創設者・正弌氏、今子氏が実際に使っていた眼鏡や財布、櫛、裁縫用コテといったものから戦時中に発行された国庫債券に至るまで日常生活で使われていたものがそのままの形で展示してあります。それらの中に今子氏の料理のレシピ帳があります。レシピ帳と一言でいっても、「50円で家族3人のお献立」「今週のおこんだて」といった新聞の切り抜きや「うどんのホワイトソース煮」などの手書きレシピなど様々です。
第2次世界大戦後は、政府の食糧政策により、洋食が家庭料理として広く浸透しました。このような時代背景を反映してか今子氏のレシピ帳も肉シチュー(ビーフシチュー)やグラタン、ハムライスといった洋食のメニューが多く、正弌氏、今子氏が和やかに食卓を囲む家族だんらんの様子が目に浮かびます。

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