歴史文化館ニュース 第4号を平成22年12月6日に発行しました。
主な項目は以下の通りです。
・様々な取り組みが進んでいます
・第4回企画展「教職員作品展」開催
・手作りの「椙小の歴史」
・来館者が語る椙山での戦争の時代
・正弌記念室トピックス
・渡辺学園「裁縫雛形コレクション」見聞記
・歴史の窓
・椙山歴史文化館とデジタルアーカイブ
以下をクリックするとPDFファイルとしてご覧いただけます。
歴史文化館ニュース4.
【正弌記念室トピックス】 <レシピ帳>
正弌記念室の陳列棚の中には創設者・正弌氏、今子氏が実際に使っていた眼鏡や財布、櫛、裁縫用コテといったものから戦時中に発行された国庫債券に至るまで日常生活で使われていたものがそのままの形で展示してあります。それらの中に今子氏の料理のレシピ帳があります。レシピ帳と一言でいっても、「50円で家族3人のお献立」「今週のおこんだて」といった新聞の切り抜きや「うどんのホワイトソース煮」などの手書きレシピなど様々です。
第2次世界大戦後は、政府の食糧政策により、洋食が家庭料理として広く浸透しました。このような時代背景を反映してか今子氏のレシピ帳も肉シチュー(ビーフシチュー)やグラタン、ハムライスといった洋食のメニューが多く、正弌氏、今子氏が和やかに食卓を囲む家族だんらんの様子が目に浮かびます。